サンフランシスコからサンルイスオビスポへ — Big Sur経由のパシフィックコーストドライブ

サンフランシスコからサンルイスオビスポへ — Big Sur経由のパシフィックコーストドライブ

サンフランシスコからサンルイスオビスポへ — Big Sur経由のパシフィックコーストドライブ

はじめに

ときどき、仕事は思いがけない土地に連れていってくれます。今回は約15年ぶりのカリフォルニア — それも、サンフランシスコからサンルイスオビスポまで、パシフィックコーストハイウェイをBig Sur経由で南下するというルートでした。

今回の渡航の目的そのものについては、もう少し時期を見てから、改めてこのブログで触れたいと思っています。ここではまず、その道中について書いていきます。実際走ってみて、本当に素晴らしいドライブでした。


飛行機から見たサンフランシスコの夜景

機内から見たサンフランシスコの夜景


Cabrillo Hwy と Garrapata State Park

ルートそのものはシンプルで、Highway 1 — 通称Cabrillo Highwayを、ひたすら南に向けて走るだけです。最初のまとまった立ち寄り地点はGarrapata State Park。道路が崖にへばりつくように走り、視界のほとんどを太平洋が占めるエリアです。


Garrapata State Park

Garrapata State Park

少し歩いて降りていくと、Painters Pointに出ます。海の匂いを嗅ぐのは本当に久しぶりです。波打ち際の岩場だけでなく、途中さまざまな植物や花もあり、この名前が付くのも納得という景色です。



Bixby Bridge

さらに南へ少し進んだ先にあるのが、カリフォルニアでもっとも撮影されている道路のひとつ、Bixby Bridgeです。

このときはやや肌寒く、海岸から見える山々には厚い霧がかかっていました。すべてが少しぼんやりと霞んで見える分、橋そのものはむしろ絵に描いたような佇まいに見えます。


Bixby Bridge

霧のかかった山を背にしたBixby Bridge


Partington Cove

続いて、Partington Coveへ少し寄り道。ハイウェイから細い道を降りていき、大岩のトンネルを抜けると、まるで人目を避けるように静かな入り江が現れます。海の底まで見通せる、透明度の高い水でした。


Partington Cove

Partington Cove


McWay Falls View Point

そこからもう少し走ると、McWay Falls View Point。世界でも数少ない、滝が直接ビーチに落ちているという珍しい光景が見られる場所です。それほど大きな滝ではなく、間近で見られるわけでもないのですが、デスクトップの壁紙にでもなっていそうな、絵に描いたような景色でした。


McWay Falls

砂浜に直接落ちるMcWay Falls


霧が晴れて、青空の下へ

さらに南に進んでいくと、霧が少しずつ晴れていきました。頭上には青空が広がり、気温も急に上がり、上着を脱いで半袖になりました。 直射日光の下では半袖でちょうどいいくらい、というよりも日陰を探したくなる暑さでした。日差しが強い!この海岸線のマイクロクライメット(微気候)は、想像以上にはっきりしています。 崖が次第になだらかになり、海岸線は長いビーチへと姿を変えていきます。そのうちのひとつ、Elephant Seal Vista Pointでは、ビーチの主役が完全に「先客」に占領されていました。


ビーチで寝そべるゾウアザラシ

Elephant Seal Vista Pointの「住人」たち

何百頭ものゾウアザラシが砂浜に寝そべり、日向ぼっこをしながら、ときどき寝返りを打ったり、背中に砂をかけたりしています。写真ではなかなか伝わらないのですが、近くで見るとそのスケール感には素直に圧倒されました。



目的地、サンルイスオビスポへ

そして、ようやく目的地のサンルイスオビスポに到着しました。


「カリフォルニア」と聞いて思い浮かべる風景 — 抜けるような青空、遠くに見える山、ヤシの木、空気そのものまでもがどこか温かい街 — そのイメージを、サンルイスオビスポはまっすぐ裏切らずに見せてくれます。ダウンタウンを歩いていると、ついつい顔がほころんでしまう、そんな素敵な町でした。


サンルイスオビスポ

サンルイスオビスポ

この町に来た理由は、冒頭でも触れたとおり、まだ別の機会にお話できればと思っています。いずれまた、改めてご報告できればうれしいです。



おまけ:Apple Park Visitor Centerへ

帰り道、シリコンバレーを通るタイミングで、CupertinoにあるApple Park Visitor Centerにも立ち寄ってきました。


Apple Park Visitor Center

Apple Park Visitor Center

建物そのものは、まさにイメージどおりのApple — シャープな直線、ガラス、明るい木の質感、独特の「Appleらしさ」が随所に効いています。中には例のリング状のキャンパスの精巧なスケールモデルがあり、その周りを歩きながらAR体験で建物の詳細を見ることができたり、ここでしか買えない限定グッズを扱うストアもありました。ちなみにマグカップはハサミポーセリン(日本製・長崎県波佐見焼)でした。ルーフトップテラスからはキャンパスが少しだけ見えました。センター内にはカフェもあって素敵です。


Visitor Center

Visitor Centerの様子

Apple Parkそのものの中には入れませんが、ルーフトップテラスからは木々の向こうにキャンパスが見え、それだけで十分満足感がありました。毎日お世話になっている私としては、ちょっとした巡礼でした。



まとめ

長いドライブと、長い海岸線と、しばらく忘れられそうにないカリフォルニアの一片でした。

check_circle   Tips
今回の旅のハイライト:
- サンフランシスコからBig Sur経由でサンルイスオビスポまで、Highway 1を南下
- Garrapata State Park と Painters Point
- 霧に包まれたBixby Bridgeの絵画のような景色
- Partington Cove、McWay Falls、Elephant Seal Vista Point
- 青空にヤシの木が映える、カリフォルニアらしいサンルイスオビスポの街並み
- 帰り道に立ち寄ったApple Park Visitor Center(Cupertino)

今回の渡航の目的 — つまり、サンルイスオビスポという町が私のスケジュールに入っていた本当の理由 — については、また時期を見て改めてお話できればと思います。いつかまた、ここでお伝えできる日が来ることを楽しみにしています。 とはいえ、目的を抜きにしても、この海岸線は単純にドライブするだけでも十分価値があるルートでした。


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