ラストワンマイルの先に、
まだ見えていない現実がある。
インターネットは世界を覆ったように見えます。けれど現場のいちばん端——水路の脇、圃場の隅、山あいの設備——は、いまも繋がっていません。そこで起きていることは、確かに存在するのに、データになっていない。「繋がっていない」という事実こそが、私たちの出発点です。
電波も、機器も、クラウドも、そのための道具にすぎません。私たちの仕事は無線を張ることではなく、まだ誰にも見えていない事実を、ひとつずつ確かなデータに変えていくことです。
小さな出発から、
説明できるIoTへ。
私たちは派手な会社ではありません。現場で実際に困ったことを、一つずつ技術で解いてきました。この10年は、どこの機器で、どう繋がり、どんなデータが届くのかを最後まで説明しきれる——素性の説明できるIoTを積み上げてきた10年です。
4つの層が、
互いを強くする。
私たちの強みは、どれか一つの層が突出していることではありません。4つの層が互いに価値を与え合うこと。素性の確かなハードがクラウドを意味あるものにし、使えるようにするソフトがハードを活きたものにする。全体がひとつの流れとして繋がっています。
届いたデータを、使えるように。誰が・いつ・何を設定したかまで、あとから追える形に。
役割 — データを価値に変える
ハードとクラウドのあいだにある「統合の谷」を埋める層。導入・設定・運用の摩擦を消す。
役割 — ハードとクラウドを繋ぐ結合組織
LoRaWANとLTE-M、二つの繋ぎ方を自社で扱う。「どう繋ぐか」の判断ごと引き受ける。
役割 — 現場とクラウドの距離を消す
自社で設計するデバイスと、目利きして正規に届ける機器。事実に最も近い場所に立つ層。
役割 — 素性の確かなデータ源
現場の事実を → 拾って → 繋いで → 使える形でクラウドへ。
この一本の流れを、全部自分たちで持っている。
技術の流行は変わる。
私たちの軸は変わらない。
素性を、最後まで説明できること。
どの機器で、どう繋がり、どこを通ってきたデータか。最後まで説明しきれることは、信頼が問われる現場での、何よりの強みになる。
囲い込まず、相性で選ばれる。
各層は単体でも勝負できる。けれど私たちの組み合わせで使うと、最も滑らかで、最も深い。囲い込みではなく、相性の良さという引力で選ばれる会社でありたい。
自分の痛みから、道具を作る。
私たちの道具は、机上の企画ではなく、自分たちが現場で困ったことから生まれている。だから本当に効く。最初のユーザーは、いつも自分たち。
IoTを、一部の人のものにしない。
専門家がいなければ使えない技術のままでは、届く事実は増えていかない。誰もが現場をデータにできるところまで、道具を磨き続ける。
ハードからクラウドまで、
一本の思想で繋げられる会社は、
そう多くない。
その稀有な場所に、私たちはいる。
次の10年で目指すのは、「事実をデータにする」ことを、私たちだけの技術にしないこと。導入と運用のあいだにある谷を埋め、繋がっていない現場を、誰もがデータにできるところまで持っていく。IoTの民主化——私たちは、それを本気で旗に掲げます。
この絵を、
一緒に描く人を探しています。
ハードの設計が好きな人。ファームウェアと格闘するのが好きな人。現場で電波を測るのが好きな人。クラウドの基盤を組むのが好きな人。一本の思想で繋がるなら、入り口はどこでも構いません。決めてから人を集めるのではなく、考えている途中から、一緒に描いてくれる仲間を探しています。